2026年6月28日(日)、日本医療大学(札幌市清田区)にて開催された第56回北海道作業療法学会学術大会の関連企画として、北海道作業行動研究会のワークショップが行われました。当社代表・三宮孝太も登壇者の一人として参加し、「余暇活動の楽しさの治療戦略 ── 人間作業モデルを理論的基盤として」をテーマに共同発表いたしました。本記事では、発表の概要と、DIALOGが提供する各事業との理論的なつながりをご報告します。
- 大会
- 第56回北海道作業療法学会学術大会
大会テーマ:『作業』── 多様性が求められる社会の中での作業療法 - 日程
- 2026年6月27日(土)・28日(日)
- 会場
- 日本医療大学(札幌市清田区)
- セッション
- 北海道作業行動研究会 ワークショップ
- 発表テーマ
- 余暇活動の楽しさの治療戦略 ── 人間作業モデルを理論的基盤として
- 大会会長
- 岸上 博俊(日本医療大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻)
発表概要
作業療法の現場では「動作ができるようになる」ことが評価軸の中心になりがちですが、その方が日々の生活で「楽しい」「やってみたい」と感じる余暇活動の質は、回復のモチベーションや継続性を大きく左右します。本ワークショップでは、国際的な作業療法理論である人間作業モデル(Model of Human Occupation:MOHO)を理論的基盤として、余暇活動の楽しさそのものを治療戦略にどのように組み込むか、研究会としての検討プロセスを共有しました。
DIALOGの各事業との理論的なつながり
今回の発表内容は、株式会社DIALOGが提供する各サービスの理論的背景そのものでもあります。私たちは「動作を直す」「数値を改善する」ことだけを目的にしておりません。お一人おひとりの生活全体の中で、何を大切にし、何を楽しみ、どう生きていきたいかを起点に、組織と地域の健康をデザインしています。
健康経営支援「ぱとす」
従業員一人ひとりの仕事外の活動・関心まで含めて、職場のパフォーマンスを設計します。MOHOの「意志(やりたい)・習慣化(続けられる)・遂行能力(できる)」の枠組みを、中小建設業の経営の言語に翻訳して提供しています。ぱとすの詳細はこちら。
NeuroLive Studio
「動かせるようにする」ではなく「やりたいことを取り戻す」を設計の起点に置いています。利用者ご自身の興味・楽しさからプログラムを組み立てる根拠が、本発表で共有した余暇活動の治療戦略です。NeuroLive Studioの詳細はこちら。
介護予防コンサルティング
続けられる介護予防は「楽しい」が出発点です。地域の方々の生活史と価値観に根ざしたプログラムを、自治体と共創しています。介護予防コンサルの詳細はこちら。
学会・研究会で議論されている最新の作業療法理論と、現場・経営・地域に届けるサービスを往復しながら、DIALOGは「人・組織・地域と共創し、健康で生きがいが続く社会をつくる」というビジョンに向かって取り組み続けます。
主催:北海道作業行動研究会